長田眼科医院 院長 長田温(おさだあつし)Dr.長田のきまぐれ日記|長田眼科医院|白内障、緑内障、硝子体手術|兵庫・新開地 | 長田眼科医院の院長・長田温の 日々、見たこと、感じたこと、 考えたことを綴ります。

ゴールデンウィーク

今年もゴールデンウィークを全て平常通り診察しています。連休中なので患者さんは少な目です。でも、一人でも困っている人の助けになったり、支えになったりできるのなら休まなくても私は大丈夫です。
今日も、ボールが目にぶつかって、人工レンズが目の中に落ちてしまった方が来られました。早速手術の予定を早く入れました。このように一人でも助かってくれれば私は本望です。患者の笑顔が好きで、患者さんの幸せを望んで、患者さんに囲まれて僕の幸せがあります。困った事があれば何時でも相談してほしいと思っています。
一人で悩まずに何時でも❗

熊本で震災が起きました。開業している私には、医師として活動することができません。もどかしくて悔しくて仕方がありません。福島、阪神、御嶽山、天災に限りがありません。しかし、天災はその規模の大小ではなくて、たとえ毎年の台風で被る被害等もふくめて、その犠牲者の悲しみや苦痛は全てに同等であると思います。万物は無常の中にあり、命はいつしか消える定めでもあります。地球であったとしても、その形を刻々と変えていきます。その過程で地震であり、津波であり、噴火であったりのおこる事は真理であります。しかし、そこに命の失われる事は、耐え難い事です。
医師は老、病、死に抗う事を、その使命としていますが、天災の前に医師は、どれ程か無力であり、人間としての存在の儚さや小ささを思いしらされます。
犠牲者の御家族の悲しみや苦しみが始まってしまう事に、私は耐え難い憤りをおぼえます。いくらここに行を重ねても、その気持ちは書き表すことはできません。
ただ、ただ、神仏に被害者の皆さまに限りない慈悲をお与え賜らん事を、私の全ての心をかけて祈ります。

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